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建設業のこれから

建設業のこれから

活躍する最新技術

建設業は、最先端テクノロジーの舞台へ

「建設業」と聞くと、重機を操作したり、体力が必要な仕事をイメージする人も多いかもしれません。
しかし現在の建設現場では、ロボットやAI、ドローンなどの最新技術が活躍しています。
少子高齢化による担い手不足への対応や、安全性・生産性の向上を目的として、
建設業界ではデジタル化・自動化が急速に進んでいます。人が行っていた作業をロボットがサポートし、
建設技術者はデータを活用しながら現場全体を管理する役割へと進化しています。

  • AI

    AI

    AIが現場管理をサポート

    施工計画の作成や工程管理、危険箇所の予測などをAIが支援。膨大なデータを活用し、より安全で効率的な現場づくりにつながっています。

  • ドローン

    ドローン

    空から現場をすばやく確認

    上空から現場を撮影・測量し、広い現場も短時間で確認。点検や進捗管理の効率化、安全性の向上にも役立っています。

  • アシストスーツ

    アシストスーツ

    身体への負担を軽減

    重い資材の持ち運びや中腰での作業をサポート。身体への負担を軽減し、年齢や体力に関わらず働きやすい環境づくりに貢献しています。

  • 無人化施工

    無人化施工

    危険な場所でも安全に施工

    災害現場や危険な場所では、遠隔操作の重機を活用。人が立ち入れない場所でも、安全に工事を進めることができます。

  • 4足歩行ロボット

    4足歩行ロボット

    現場を自動で巡回・点検

    カメラやセンサーを搭載し、現場内を自動で巡回。点検や測量、記録などを行い、現場管理の効率化を支えています。

ロボットを使いこなすのは「人」

ロボットが活躍する時代になっても、現場を支える主役は建設技術者です。建設業では、機械やデジタル技術を活用しながら、人々の暮らしを支える社会基盤をつくり続けています。未来の建設現場では、テクノロジーを使いこなす新しい人材が求められています。

活躍事例

case01株式会社フジタ

災害現場で活躍する遠隔操縦ロボット

バックホウ用遠隔操縦ロボットロボQS

土砂崩れや地震などの災害現場では、二次災害の危険があるため、人が近づけないことがあります。そこで活躍するのが、離れた場所から重機を操作できる遠隔操縦ロボットです。作業員の安全を守りながら、迅速な復旧作業を実現しています。

  • ロボQSバックホウ搭載状況
  • 災害出動状況
  • 安全な場所から
    重機を操作

    バックホウ(油圧ショベル)に遠隔操縦装置を取り付けることで、作業員は離れた安全な場所から重機を操作できます。危険な現場でも、安全を確保しながら作業を進められます。

  • すぐに現場で使える

    専用の重機ではなく、市販のバックホウに短時間で取り付けられるため、災害発生後の初動対応にも活躍します。通常の有人運転にもすぐ切り替えられるのが特徴です。

  • 建設業は「守る仕事」
    でもある

    建設業は建物や道路をつくるだけではありません。災害が起きたときには、最新技術を活用して地域の安全を守り、一日でも早く暮らしを取り戻すための重要な役割も担っています。

case02株式会社熊谷組

ネットワーク対応型無人化施工システム

熊本地震で被災した阿蘇大橋周辺では、土砂崩れの危険があり、人が近づいて工事を行うことが困難でした。そこで、約1km離れた安全な場所から建設機械を遠隔操作できる「ネットワーク対応型無人化施工システム」を導入。現場の映像や位置情報をリアルタイムで共有しながら、安全かつ効率的に復旧工事を進め、被災地の早期復興に貢献しました。

  • 作業状況①
  • 作業状況②

不整地運搬車(クローラキャリア)の自動走行技術

土砂を運ぶ建設機械に自動走行技術を搭載し、人が操作しなくても決められたルートを走行できるシステムです。一度走行ルートを記録すると、その経路を自動で走行するため、オペレーターの負担を軽減し、作業の効率化や人手不足の解消、安全性の向上につながっています。

不整地運搬車(クローラキャリア)の自動走行技術

安全な場所から、複数の建設機械をコントロール

災害現場で建設機械を遠隔操作するための移動式操作室です。現場近くへ素早く設置できるため、復旧工事をスピーディーに開始できます。また、工事の規模に応じて操作室や操作できる建設機械を増やせるなど、高い柔軟性を備え、さまざまな災害現場に対応しています。

安全な場所から、複数の建設機械をコントロール

まるで現場にいるような操作体験。無人化施工VR技術

VR技術を活用し、遠隔地から建設機械を実際に運転しているような感覚で操作できるシステムです。映像だけでなく、音や車体の傾き、振動までリアルタイムで再現することで、安全な場所にいながら、現場で操縦しているような高精度の遠隔操作を実現しています。

まるで現場にいるような操作体験。無人化施工VR技術

case03東急建設株式会社

360°空撮ドローンと情報共有プラットフォームを連動

リアルタイム遠隔現場管理システム

建設現場では、現場にいる人だけでなく、本社や支店の担当者も状況を確認する必要があります。360°空撮ドローンと情報共有プラットフォームを連動することで、離れた場所からでも現場の様子をリアルタイムで確認し、スムーズなコミュニケーションや迅速な意思決定を実現しています。

case03東急建設株式会社
  • 360°映像で
    現場を見える化

    ドローンで撮影した360°映像をリアルタイムで共有。現場にいなくても、周囲の状況まで確認できるため、より正確な現場確認が可能になります。

  • 離れた場所から
    打ち合わせ

    本社・支店・現場など複数の拠点をオンラインでつなぎ、同じ映像を見ながら打ち合わせができます。移動時間を減らし、よりスピーディーな意思決定につながります。

  • 安全性と生産性を向上

    危険箇所へ立ち入らないため安全性が向上するだけでなく、現場へ行く回数を減らせるため、移動時間やコストの削減にも貢献することで生産性の向上につながります。

case04五洋建設株式会社

AIでコンクリートの異常を自動チェック

RC構造部の内部損傷を評価する自動計測ロボット

橋やトンネルなどのインフラは、安全に使い続けるために定期的な点検が欠かせません。五洋建設では、AIと自律走行ロボットを活用し、コンクリート内部の異常を自動で検知する技術を開発。点検の効率化と、より正確な診断を実現しています。

  • ①局所振動を与える
  • ②AIによる判断
  • ③自律自動ロボット
  • AIが異常を見つける

    コンクリートに振動を与え、その反応をAIが分析。目では確認できない内部の損傷も、客観的に評価できます。

  • ロボットが自動で点検

    AIを搭載した自律走行ロボットが現場を巡回し、自動で測定を実施。人の負担を減らしながら、効率的な点検を可能にしています。

  • インフラを長く安全に守る

    道路や橋などの異常を早期に発見することで、事故を未然に防ぎ、社会インフラを安全に維持することにつながっています。

case05西松建設株式会社

4足歩行ロボットがトンネルを自動で測量

シールド坑内測量システム「わんワン測量™」

トンネル工事では、工事が計画どおり進んでいるかを確認するために、定期的な測量が必要です。西松建設では、4足歩行ロボットがトンネル内を自動で移動し、測量を行うシステム「わんワン測量™」を開発。危険な場所での作業負担を減らし、安全で効率的な現場づくりを進めています。

  • 待機・充電状態待機・充電状態
  • 充電ステーションから既知点までの移動充電ステーションから既知点までの移動
  • 犬型ロボットが
    測量をサポート

    4足歩行ロボットがトンネル内を自動で歩き、測量に必要な機器を決められた位置へ設置します。人が長距離を歩いて行っていた作業をロボットが代わりに行います。

  • AIで正確な位置を判断

    ロボットは3D-LiDARやカメラ、AIを活用して周囲の状況を認識し、測量機器を正確な位置へ設置します。狭いトンネル内でも高い精度で作業できます。

  • 安全で効率的な現場へ

    測量作業の自動化により、作業時間の短縮や身体的負担の軽減、安全性の向上を実現。将来的には測量作業全体の完全無人化も目指しています。